LCD 検査装置に採用されたISC型
イグチベアーとは
カタログダウンロード概要
イグチベアーとは、メインボール1個を多数のサブボールで受け、それらを支えるボール受け部から成り立つボールトランスファーです。イグチベアーには大きく分けて上向き用と下向き用があります。基本的な使用方法は上向きが一般的ですが、下向き用はキャスターのように下向きでも利用することが可能です。イグチベアーを使用することにより、搬送物を360°全方向に対してスムースに移動させることが可能になります。
ご注意
落とし込みとして取付ける際、穴寸法は少々の余裕を持たせてください。(※公差のない寸法はJIS中級に則っています。)
材料に関してはJIS相当品となる場合があります。
一般用イグチベアーと
クリーンルーム用の違い
⼀般⽤イグチベアー
⼤球1個を多数の⼩球で受け、それらを⽀えるボール受け部から成り⽴つISBイグチベアー。摩擦係数の少ない点接触で重量物を360度方向に移動できます。耐荷重性能に優れており、必要個数を減らせるためコスト削減にも貢献します。
⽣産現場・港湾施設・⽴体駐⾞場・原⼦⼒発電所・核燃料再処理施設・ゴミ処理施設などの様々な産業で、この ISB イグチベアーは⾼精度・⾼品質・⾼性能なボールトランスファーとして無限の可能性を提供しています。
クリーンルーム⽤イグチベアー
パネルメーカーからの依頼により開発された、クリーンルーム用イグチベアーは、摩擦抵抗地を最小限に抑えることができます。ガラス搬送用カセットをシンプルに位置決めするステージユニットやクリーンルーム内における重量ユニットの搬送など、幅広いニーズに対応できる製品です。
また、1000℃以上の超高温環境での使用や、特殊な真空環境に対応したモデルなど、ユーザーの立場に立った製品開発を行っており、新たな可能性を提供します。
クリーンルーム用
導入事例
LCD 処理装置に採用されたISC型
ガラス基板用カセットの位置決め部に採用されたILS型
オール樹脂下向き用IPK型